かつて、ここに雪平鍋(アルミニウム素材)を、買うかどうか迷ったことを書かせてもらいました。
結論として、自分はもうすぐ後期高齢者と呼ばれる身分ではあるし、アルミが溶けだしてとしても、蓄積して悪さをする時間はないだろうと考え、使い慣れているアルミの雪平鍋を買うことにしたということを書きました。
これだけ添加物まみれの食べ物に囲まれていたら、食べることを心配するより、毒に負けない身体になったらいいのではないかと、横着な私は考えました。
捜してみると、まず重金属のデトックスが目に入りました。
「お寿司はやめておくわ。水銀の過剰摂取になるから」
映画「マイ・インターン」 アン・ハサウェイ演じる主人公のセリフ
寿司は世界中で喜んで食べられていると言われますが、「教養ある人たち」は、重金属の害を知って避けるようにしているようです。
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体に悪いものを取り除くためには?
体内に蓄積する 有害重金属
・ カドミニウム:タバコ、排気ガス、穀物、野菜魚介類、乾電池など
【脱毛、貧血、神経過敏、骨折】
・ 水 銀:汚染された魚介類、農薬、歯の詰め物、防カビ剤など
【手足のふるえ、しびれ、集中力低下、情緒不安定、頭痛】
・ 鉛 :穀物、魚介、肉類、排気ガス、タバコ、古い水道管など
【貧血、不安感、倦怠感】
・ ヒ 素:魚介類、汚染された土壌、残留農薬、殺虫剤など
【疲労、手足のしびれ、胃腸障害、色素沈着】
・ ベリリウム:肉類の加工食品、半導体、プラスチック金型など
【呼吸器障害、皮膚障害】
・ アルミニウム:アルミ鍋、アルミホイル、歯磨き粉、胃腸薬など
【胃腸障害、食欲不振、筋肉痛】
解毒を促すために摂るべき栄養素たち
・ ビタミンC : レモン、柚子、柿
システインなどと一緒に摂取することでより高い効果が得られる
・ システイン : 豆類、玄米、ニンニク、タマネギ
・ メチオニン : ごま、高野豆腐
・ 食物繊維 : きのこ類、豆類、ゴボウ
・ ビタミンB1 : 豚肉、大豆
・ ビタミンB6 : ニンニク、酒粕
・ 乳酸菌&発酵食品 : 味噌、納豆
解毒してくれる食品は、身近にありました。
ただし、こんな声もありました。
「… 体内の毒素を魔法のように洗い流してくれる食品や物質は存在しない」
「… 本当に大切なのは、体に備わっている解毒システムの正常な機能を支える健康的な食品を摂取することです」
メディカル クリニック Flex MD 創業者
米ハーバード大学メデイカルスクールに生活習慣医学プログラムを提供する
トム・リファイ医学博士
そして、
「デトックスサプリメント、ジュースクレンズも1十中八,九、マーケティング戦略なので避けるべき」
『Good Food, Bad Diet』著
公認管理栄養士 アビー・ランガー
やっぱり、他力本願というか、サプリメントに頼るなど、手軽なデトックスはお勧めできないということでした。
結 論
★ 体内の毒素を魔法のように洗い流してくれる食品や物質は存在しない
★ 大切なことは、体に備わっている解毒システムの正常な機能を支える健康的な食品を摂取すること
★ 食物繊維の摂取量を増やす
多種多様な植物性食品を取り入れること
(ウーマン ヘルス)より
私たちは、ひと昔からは考えられない「王侯貴族」のような暮らしをしています。
食べる物が豊富にあり、動かなくても手足のように動いてくれる「家来」ならぬ機械を持っています。これで「肥満」にならないわけがないですね。
「豊かな時代」には豊かな時代の「食」に対する新しい考え方が必要となってきたことを教えられました。
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