emilyroom’s diary

徒然なるままにブログ

カビに包まれたみかん mandarin

 しばらく見ないうちに、私の大好きな小みかんに1個だけカビが隙間なく生えている。

 周りのみかんにもカビが感染しかけている。

 慌てて周りのみかんのカビを拭き取る。

 半分カビにやられたのが1個あった。

カビが生えていない半分を味見してみた。食べられないことはなかった。

 みかんの皮にびっしりと生えたカビは、美しくさえあった。

 もしかしたら、中身は大丈夫かも知れない。

そうっと皮を剥がすと、何と、中身までカビは進出していなかった。みかんはきれいなみかん(?)色をしている。

「食べてみようかな」と、つい思ってしまった。何か知らない「毒」に当たって死ぬことはないだろうか?という考えも頭をよぎったが、

 「食べてみたい」という食い意地が勝った。

 「パクッ」とひと口で食べてしまった。

 「食べられないほどではない」という味だった。

 

 この年になると(ヤング・オールド)、怖いもんなんて無くなるんやね。「みかんのカビに当たって死んだ」となったら、格好悪いな、「食い意地出して」って笑われるな、くらいしか思いつかなかった。

 

 私の場合、何より「もったいない精神」がそうさせたんやね。

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