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今でこそ、長寿社会となり、老後をいかに生きるかという問題が取り上げられるようになったと思っていたが、お釈迦様の時代から人類は悩んできたのだ。
ちょっと意訳された刺戟的なテーマを挙げると、
・ 老後は子供とは関わるな
・ 孤独こそ、最高の老後
・ 老後は異性とは関わるな
・ 老いたからこそ、わかること
・ 老後に友達の家を訪ねるな
・ 老後は幸せになろうとするな
・ 老後に楽しみをとっておくバカ
………
老後の理想として、子や孫に囲まれて過ごすという、ほんわかとした希望があるが、現実はそう甘くないということを、実はよくわかっている。
子供は仕事に忙しい、嫁は何か言うと不機嫌になる、孫は小遣いがほしいときだけ
訪ねてくる。
こんなもんじゃないでしょうか?
だから、言われていることはわかるようなきがする。
では、どうしたらいいのか?
病気になった時や「ぼけ」てしまったときは?
と、不安はつきない。
まず、
年寄りも自立し、自分でできることは自分でする。
昔ほど機敏にできなくてもがっかりしない。マイペース、マイペース。
年金や貯金がなくても必要以上に恐れない。
お金持ちになったからといって悩みから解放されているわけではない。
手にした財産を失いはしないかと戦々恐々している眠れない夜を過ごしているかもしれない。
お釈迦様は、心の平安を大切にし、人とは適当な距離を保ち、自分の知恵や叡智を分かち合いなさい、と言われている。
年を取るといいことは、知恵の蓄積があるということだ。
専業主婦であったとしても、家事については一家言あるだろう。
必要な時はそれを役立てることができる。
子供や孫とのつき合いについて
日本には、いい言葉がある。
「孫は来てよし。帰ってよし」
実際、孫の相手は肉体的にもしんどい、たまに顔を見せてくれるだけでいいと言うのが正直なところだと思う。
「老後に年金・貯蓄は必要ない」
とは言っても、いくらかは必要でしょう?と言いたくなる。
お釈迦様は、
心からの対話と支え合いを重視すると、心が軽くなり、安心感が増していく。
愛と智慧を分かち合うことが心に真の豊かさをもたらす。
老後に必要なのは財産ではなく、心のつながりなのだ、といわれる。
お金持ちで、寂しい老後を送っている人は多い。
聞くところによると、ひとりで世界一周クルーズを何回もしている老婦人や、ペットの犬や猫に全財産を残す人もいる。
どのような老後を送ってきたのだろうと心が痛くなる。
それから、1日の内に瞑想する時間が必要といわれている。
心を落ち着かせる時間を、短くてもいいから作ること。
仏壇に向かってお経を唱えることや、育てている花を眺めることでもいいかもしれない。
皆様の老後が豊かであることをお祈りしています。
動画
「賢者の言葉」モチベーションTV
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仏教書 「スッタニパータ」最も古い聖典
〈人間として正しく生きる道が対話の中で具体的に語られる〉
セイロン(スリランカ)に伝えられた、いわゆる南伝仏教のパーリ語経典 (原始仏典)の小部に収録された経のこと
日本語訳 中村 元
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釈迦(ガウタマ・シッダルータ、 ゴータマ・シッダッタ:バーリ語)
紀元前 5~6世紀頃、ルンビニーで生れる。
仏教の開祖
生誕:紀元前565年4月8日 ルンビニーの花園にて。
悟りを開く:紀元前531年12月8日(35歳8ヵ月) ブッダガヤの菩提樹の下で。
入滅:紀元前468年2月15日 クシナガラの沙羅双樹林にて。
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現代の「老人」 94歳はこんなに元気!
,酒もたばこも大好き。
お肉も好き。
うちらも負けておれんぜよ! 知らんけど。