emilyroom’s diary

徒然なるままにブログ

アルツハイマー病になる方法 ⁉  dementia

   『長い「老後」をいかに楽しむか 4』

 

アルツハイマー病になる方法 入門編

 

これであなたもアルツハイマー病になれる

   【アルツハイマー病 真実と終焉  デール・ブレデセン著】より

 

◇ しょっちゅう遅くまで働いている

◇ 気が付けば深夜のおやつが欲しくてたまらない

  ➡ [ちょうど寝る前にインスリン値を跳ね上げてくれるもの]

◇ ベッドに入るのは深夜で、睡眠時無呼吸でぐっすり眠れない

  (大体が、太ったため)

◇ 空が白み始めると早起きし、眠るのは数時間、起きた途端に、1日先のことをじっと考えてストレスを感じ始める。

 

◇ 朝 食  甘いロールパンかドーナツ、

オレンジジュースを大きなコップ1杯

コーヒーには大量のローファットミルク、

➡ 炎症を誘発する乳製品の大量摂取

砂糖でインスリン抵抗性(身体のインスリンに対する感受性が低下して、インスリンが分泌されていても十分に働かない状態。細胞自身が不要なタンパク質などを分解する仕組み)に向かって一歩前進し

➡ グルテンで胃腸内膜に穴を開ける。

 

◇ 胃の逆流を防ごうと、プロトンポンプ薬を取り出す

➡ 胃酸を減らすと、亜鉛マグネシウムビタミンB12など重要な栄養の吸収力が損なわれる

 

◇ スタチンを飲む ➡ コレステロールを150以下に下げる 

➡ 脳の萎縮リスクが上昇

 

 

◇ このすべてが、深夜のおやつから12時間以内の話 自食作用(オートファジー[細胞自身が不要なタンパク質などを分解する仕組み])は決して発揮されない

➡ 蓄積したアミロイドや、壊れたさまざまなタンパク質のかけらは除去されない

 

◇ 玄関から急いで飛び出し

➡ ストレスレベルは高めキープ

➡ 海馬ニューロンにダメージを与えるコルチゾールが産生[細胞で物質が合成・生成されること]される

 

◇ 車に飛び乗り、仕事の前に確実に少しも運動せずに最小限しか日差しを浴びないようにする

➡ ビタミンD不足

➡ 睡眠不足でイライラして怒りっぽく、人との交流は高圧的で不愉快なものになる

➡ 肯定的な社会交流を遠ざけ、楽しみには水をさす

 

◇ 午前中、血糖が急降下したら、オフィスの配膳室に直行

➡ 気が利く同僚が置いたチョコマフィンがある

◇ ランチ 白いパン

スカスカで食塩を注入した七面鳥(ターキー)には

➡ ホルモンと山盛りの抗生物質

➡ ストレス要因がいっぱいだ ー うまい!

水銀漬けのツナはいかが⁉

サラダはどのみち、うまそうでもない

それをダイエットソーダで流し込み

➡ マイクロバイオーム(微生物叢)にダメージをあたえる

さて、ブラウニーに行くとしようか

➡ トランス脂肪酸を摂って、健康的なオメガ3脂肪は最小限に抑えておける

 

この時点で、私たちは礼儀正しく

アルツハイマー病に向かって、体の生理的進路の準備を終えた

もっとスピードアップするには、煙草を吸うのが何よりだ

➡ 体内組織への酸素供給を低下させる(脳組織も含まれる)

➡ 何百もの有毒な化学物質を血液に送り込む

 

◇ 歯を磨いたり、デンタルフロス使ったりする必要はない

➡ 口腔内を不潔にする

➡ 全身性の炎症が促され

➡ ジンジバリス菌のようなバクテリアを脳に寄せ付けないようにしている※バリアが破壊される

※ バリア:血液脳関門。脳への物質流入・排泄を制御し、有害物質の流入を防ぐ関所のような機構で、実態は堅固に密着した脳毛細血管の内皮細胞。BBBとも呼ばれる

 

食後、動かないでいると、甘いフラペチーノが欲しくなる

(さ、今日はこんなに忙しく働いたんだから、飲んでもいいよね!)

➡ 糖と脂肪の消費は、今日の唯一の「エクササイズ」

起きている間に動き回れる時間なんてないのだから

 

◇ やっと、高速に乗って帰宅する時間だ。

家へ向かう間は、ブレーキペダルに足を乗せたまま、

目の前にいる馬鹿野郎に叫び続ける

➡ 血圧を高く保ち続ける

➡ 血液脳関門は穴だらけ・・・まるで水切りの「ザル」みたいに

 

◇ ドライブスルーで何か買いたいな

大きなフライ

➡ アルツハイマー病を誘発する終末糖化産物(AGE)の宝庫だ

トランス脂肪酸

酸化して再加熱した油にビタミンEが少々

神経に毒なアクリルアミド入り

《フライのひとつひとつに『海馬をぶん殴らせろ!』とうなるちいさなボクシンググローブが見えるようだ》

そうだ、ハンバーガーも買おう

➡ トウモロコシ育ちのグラスフェッド(食肉牛などを放牧し、牧草のみで育てること)じゃない牛肉は、炎症性のオメガ6脂肪がたっぷりで、抗炎症性のオメガ3脂肪は少ない

◇ グルテンが詰まったバーガーパンには、果糖ブドウ糖液糖らしきケチャップが

➡ 胃腸内膜と血液脳関門の穴あけに、絶好のスタイルでたっぷり塗られている

 

◇ さあ、家に着いた。お気に入りのTV番組の前に倒れ込み、大好きな番組を好きなだけ見る

アマレット・チーズケーキと一緒に、マルガリータを1~3杯飲む

➡ 完璧な「アルツハイマー病になろうデー」を締めくくる

 

照明をつけたまま、電子機器がけたたましく鳴っている中、眠りに落ちる

(仕事に没頭するふりをして)

 

アルツハイマー病を起こす要因は、現代人の生活スタイルそのものだ

 

でも、慌てないでほしい。

 

軽度の認知機能障害が本格的なアルツハイマー病へとらせんを描いて落ちていくには時間がかかる

時間がかかること自体は、まあ、よい知らせではないか

悪い知らせの方は

先ほど挙げた生活スタイルに近いほど、知能の明晰さが損なわれていき、神経への(3つの)脅威(炎症、脳補助栄養物質の欠乏、毒物暴露)のどれかひとつ以上に侵されているという事実

 

リコード法は、この危険な3人組を標的にしている

 

認知機能の低下は、主に脳に対する3つの基本的な脅威の問題だ

① 炎症

② 脳を活性化する栄養素・ホルモン・その他認知機能を補助する分子の不足

③ 毒物への曝露

(薬品などの化学物質、放射線、毒素、細菌などにさらされること、またはさらすこと)

 

アルツハイマー病と呼ばれるのは、これら3つの脅威に対する脳の防御反応

 

・・・・・・・・・・

 

この本が出たときは、世間に衝撃が走ったように記憶している。

それから数年、「認知症」への理解が進み、今や「生活習慣病」であることが広く知られるようになってきた。そして様々な取り組みが発表されてる。

 

「百家争鳴」の様相を呈しているが、それぞれに切磋琢磨されて、よりよい解決へ向かっていくことを願わずにはいられない。

 

いや、そんな悠長なことを言っている場合ではない! 私自身の喫緊の問題でもあるのだから。

 

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