節分の恵方巻の謂れは、茶屋遊びにヒントを得た「知恵者」が流行らせたのではないかと思っていたが、「馬琴の嫁」(群ようこ著)の中に、恵方を向くという「習慣」があることが書いてあった。
七草の囃子
七草の日
まな板の上に七草を置き、恵方に向かってそれらを包丁で叩きながら、
「七草なずな 唐土の鳥が 日本の土地に渡らぬ先に 七草なずな」
と無病息災と五穀豊穣を願う
七草の囃子を口ずさむ。
と、ある。
恵方を向いて、は昔からあったようだ。
この時代、家事はほとんど人力で、寝る間もないくらい忙しかった。
その中で、季節の行事も滞りなく行われている。
現代から見れば「不便」な時代だが、なんと生活の中身が豊かなことか!
取り急ぎ、お知らせまで。(単に私の無知であったかも…)
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