emilyroom’s diary

徒然なるままにブログ

母より女に走る   child abuse

      「女の無作法」内館牧子著 より

 

 子供を死なせてしまった母親の話。

 

 不良グループに殺された男の子

 母親に殺された女の子

 継父の虐待で死んでいった女の子

 

 常に男の影(影響)があったらしい。

 

 そうしてしまった女へ一刀両断、

 …子供はまだ薄い体をして、知恵も能力も知

 れている。庇護なしでは生きられない。

 それを虐待してまでも、「女を生きる」ことを情熱的とは言わない。

 淫乱というのである。…

 

  子供が成人してからでも恋はできる。

 なのに、

 子供を虐待するレベルの男に自分を合わせてどうする。

 淫乱に加えて頭も悪い。…

 

 虐待や虐待死の報道に接すると

どうしてこんなことを、と心を痛めても、次の言葉が出てこない。

 何故、子供より男に走ったのか?…

 子供は可愛くなかったのか。?…

 いまいち、感情を表現できない。

 

 淫乱で頭が悪い! で決まった。

 

 今更、彼女たちを誹りたい訳ではない。

 子供を産んでも、母親になれない人がいることは知っている。

 

 でも

 彼女たちをどう分類したらいいのかわからないのだ、私の頭の中に。

 

 そうか、 

 淫乱で頭が悪い人なのだ。

 (私も頭がとろいな)

 

 せめて、母親にならないでくれ。

 母性を持てない母親がいることがわかっている。

 子供が嫌いな人たちに、子供を育てさせる事はやめて欲しい。

 

 言うのは易しいが、実行は難しい。

 虐待され、死んでいく子供が後をたたないところをみると、問題は複雑なのだろう。

 

 第三者としては、心理学のプロと警察権を持ってすれば何とかならないだろうか、と考える。

 

 外国に比べて、日本では子供は宝物のように可愛いがられて育つという。

 この美風は残し、辛い思いをする子供を一人でも減らす知恵をめぐらしたいと思う。